背の短い馬に向く鞍
アラブ馬など背の短い馬にウエスタン鞍を合わせる方法、スカート丈が重要な理由、Billy Royal の Sedona の商品ページの記載を解説します。
背が短いと、鞍を置ける場所が限られます。スカートやバーが最後の肋骨より後ろに及ぶと、鞍が腰(ロイン)に食い込み、動きを妨げることがあります。アラブ馬、モーガン、一部のポニーや交雑種は背が短いことが多く、スカート丈を別立てで考える価値があるのはそのためです。
鞍を置いてよい範囲
背のうち体重を支える範囲は、肩甲骨のすぐ後ろから、おおよそ最後の肋骨までです。鞍はこの範囲に収まるべきです。鬐甲とバーが合っていても、スカートが最後の肋骨を越えてしまうのは、背の短い馬でよくあるフィッティングの問題です。
ご自身の馬でその範囲を探すには:
- 前脚を持ち上げ、肩が動くのを感じながら、肩甲骨の後ろ側の縁を探します。
- 馬の体側に沿って最後の肋骨を探します。
- チョークかテープで2点に印を付け、背骨に沿って距離を測ります。
- その数値を商品ページのスカート丈と比べます。
この方法は一般的なフィッティング手法であり、Billy Royal の指針ではありません。
Sedona の商品ページの記載
Sedona Western Show Saddle は、この問題に向けて作られた Billy Royal のモデルです。商品ページには明確に「背の短い馬や小柄な馬のために、スカート丈 27 1/2" で特別に設計」とあります。さらに、騎手を馬の背の上で均衡させること、脚の下に密着カットアウトがあること、特注の木製・生皮巻きツリーに生涯保証が付くことが記されています。
比較のために、Pro Work Saddle II のページにはスカート 28 1/2" とあります。1 インチ長いぶん、もう少し余裕のある馬に向くかもしれません。
| モデル | 公開されているスカート丈 |
|---|---|
| Sedona | 27 1/2" |
| Pro Work Saddle II | 28 1/2" x 16" |
このガイド集に含まれる他の Billy Royal の商品ページにはスカート丈の記載がないため、この寸法だけで比較することはできません。
アラブ馬と「現代の体型」
Billy Royal の商品ページは、ツリーが「アラブ馬からクォーターホースまで、現代の馬の体型」に合うよう調整されていると繰り返し述べています。Billy Royal はアラブ馬向けの馬具も販売しており、Arabian Training Bridle や Work Cavesson がその例です。これはアラブ馬の所有者が想定された利用者であることを裏づけますが、特定の鞍が特定のアラブ馬に合うことを証明するものではありません。アラブ馬は背の長さ、鬐甲、胴の太さがさまざまです。
問題を小さくする方法
- シートサイズ。 シートが小さいほど後橋も短く、少し空間を空けられます。シートサイズをご覧ください。
- 鞍下の長さ。 鞍より長い鞍下は腰のあたりで何の役にも立たず、厚すぎる鞍下は鞍を持ち上げてしまいます。
- リギング。 商品ページにはモデルごとにインツリーとインスカートのリギングが記されており、リギングはシチの下での鞍の収まり方に影響します。希望するモデルのページで確認してください。
- 動かして確認する。 立っているときは問題なく見えても、速歩で背を圧迫することがあります。初回の騎乗のあとに馬の動きを観察してください。フィットチェックのとおりです。
専門家に相談するとき
フィッターには、馬の年齢、使役の程度、体重の変化、過去の痛みの履歴を伝え、そのうえで商品ページの数値を持参します。フィッターは実際に馬を診て、特定のモデルが妥当な候補かどうかを助言できます。
確認できていないこと
- 背の短い馬向けのスカート丈が説明されている Billy Royal の鞍は、ここでは Sedona だけです。
- 「アラブ馬からクォーターホースまで」という一般的な表現以外に、背の長さの上限や適合する品種の一覧を示したページはありません。
- 上記のスカートの数値は商品ページの文章によるものです。他の項目の寸法(たとえば梱包サイズ全体)はスカートの実寸ではないため、フィッティングの判断には使わないでください。
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